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2020-05-08

【インターンコラム第13弾】EXestのエンジニア、田中建蔵さんにインタビュー!

こんにちは!EXestインターン生の川野です。暖かい日も増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか? 今回のコラムでは、EXestでエンジニアとして活躍されている田中建蔵(たなか けんぞう)さんにお話を聞きました。Web開発を独学し、現在は新規プロダクト開発の設計から実装までを担当されています。エンジニアとしてEXestで働く様子、そして仕事をする中で大切にしていることについて語ってもらいました。

ものづくりがしたい!独学でエンジニアに転身

川野:自己紹介をお願いします。

田中(敬称略):田中建蔵です。社内では「たなけん」と呼ばれています。ものづくりが好きで、昨年(2019年)非エンジニア職から、ソフトウェアエンジニアに転身しました。8月からエンジニアとしてEXestで働き始め、いま9ヶ月目くらいです。現在は、新規のプロダクト開発に携わっています。

川野:前職ではどのようなお仕事をされていたのですか?

田中:前職では、大企業向けパッケージソフトウェアの導入コンサルタントとして仕事をしていました。いまEXestでやっている開発の仕事とは全く違い、法人のお客様先に出向いてソフトウェア導入のサポートをする業務です。入社当初から、自分の中で「ものづくりをしたい」という想いがあり、働きながらWeb開発の勉強をして、エンジニアに転身することを決めました。

川野:そうだったのですね。エンジニアになるためのスキルはどこで学んだのですか?

田中:オンラインの学習サービスや書籍などを使って、全て独学で学びました。

川野:すごいですね...!ゼロから自分ひとりで勉強するのは大変ではありませんでしたか?

田中:はい、とても大変でした。ですが、その過程で培われた「自分で調べて何とか解決する力」が、今の業務でもとても役に立っています。また、エンジニアという仕事は、常に新しい技術をアップデートしていく必要があるので、入社までの期間に独学で知識を吸収する耐性をつけられたことは良い経験だったと思っています。

新規プロダクト開発の設計から実装までを任せてもらえる環境

川野:エンジニアの仕事ができる会社はたくさんあったと思うのですが、EXestに入社した決め手を教えてください!

田中:入社の決め手はいくつかあるのですが...ひとつは、自分が使いたい技術(Ruby, AWS, Dockerなど)を使える環境だったことです。もうひとつは、開発の人数が少ないこともあり、自分も裁量が大きな仕事を任せてもらえて、会社に貢献できるというイメージを持てたことですね。それから、入社前にインターンとして2週間働かせてもらったときの職場の雰囲気がとても和やかで、ストレスなく仕事ができそうだなと思ったことも理由の一つです。

川野:実際にインターンをしてみて、働き方がご自身に合っていると感じたのですね!では、入社してから感じたEXestの好きなところを教えてください。

田中:裁量が大きな仕事を任せてもらえるところです。僕は入社して数ヶ月くらいの時期から新規プロダクト開発の設計から実装まで幅広く担当させてもらっています。エンジニアとしての経験も短く、また入社して間もない時期に新規プロジェクトの大部分を任せてもらえることは、他の会社ではなかなかできない経験だと思います。

川野:会社に大きく貢献できることを魅力に感じられているのですね。

田中:そうですね。それから、開発チームが作ったプロダクトをしっかり売ってきてくれる、という安心感があります。「営業は任せられる」という信頼のもと、開発チームがプロダクト開発に専念することができるのはとても良いことだと思います。

そのほかにも、社員それぞれがやりたいこと・得意なことにフィットする形でタスクが割り振られるところは、EXestの魅力です。それぞれの長所を生かした形でチームとしてバランスを取れているなと感じます。

川野:それぞれの得意分野を生かして、自分の役割に打ち込める環境が整っているのですね!

楽しみながら仕事をする社内の雰囲気

川野:EXestでの出来事で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

田中:インターンとして働いていた際、視察で行った長野県での経験が印象に残っています。東京・長野間は、キャンピングカーと車(レンタカー)で移動したのですが、利用した会社とタイアップ記事が組まれていたほか、宿泊したホテルスタッフのインタビューや、海外インターン生が現地のガイドさんのツアーに参加する様子など、旅をする中で経験したことをコンテンツ記事やSNSで配信していたことを知りました。「楽しみながらも、仕事する」というのは、良い文化だなと感じた経験でした。

 

自分が作ったプロダクトが使われるところを、間近で見ることができる

川野:EXestでエンジニアとして働く中での、やりがいを教えてください。

田中:自分たちが作ったプロダクトがお金を生む瞬間は、やりがいを感じます。事業サイドのメンバーと擦り合わせをした要件を開発チームが実装し、その価値が営業を通じて評価され、お金を生み出す。そういった一連のプロセスは、チームでないと体験できないことだと思います。それから、自分の仕事が評価されるところを近い距離で見ることができるのも、スタートアップの面白さだと思います!

川野:どんな仕事が売り上げにつながっているのか間近で知ることができるのですね!反対に、大変だなと感じるのはどんなときですか?

田中:チームの誰もやったことがない未知の領域に取り組むときです。今まで経験したことがない実装は、作業工数の見積もりをするのが難しいですね。いま開発に携わっているプロダクトの機能の一つに、動画ストリーミング配信があるのですが、チームの中で誰も動画配信の実装をしたことがなく、またネットに上がっている情報も少ないという状況だったんです。その中でキャッチアップするのはとても大変でしたが、自分で検証環境を作ったり外部のエンジニアの方から協力を得て、なんとか実装までたどり着くことができました。

川野:実装までたどり着くことができてよかったですね!では、エンジニアとして仕事をする際に気をつけていること、大切にしていることを教えてください。

田中:まだまだ手探りではありますが、「質問の仕方」は気をつけています。より少ないやり取りで、自分が期待する回答を得る為に、どういう前提があって・何につまづいていて、どういうことを試したか、などを含めて質問するようにしています。また、ネットで調べたら回答が見つかるレベルのものは極力自力で解決するようにし、設計段階で不安がある時に質問するようにしています。

川野:お互いに効率よく仕事を進められるような工夫をされているのですね。

田中:はい。また、開発者がストレスなく安全なアプリケーション開発をできるようにすることにも気をつけています。例えば、プロダクトにテストコード(※1)がない場合、全ての挙動を目視でチェックする作業が必要になり、時間とストレスがかかるんですね。そこで、なるべく作業工程を少なくするために、テストコードをしっかりと書き、ツールを利用して自動テストがしやすいように工夫しています。

また、「自動化」の考え方も大事にしています。例えば、ドキュメント作成やER図(※2)などは、ツールを使えば自動で作成できます。ツールに任せられるものは積極的に取り入れ、頭を使う仕事に専念できるようにすることも心がけています。

※1テストコード:書いたプログラムのロジックが想定通りの動きをしているかを確認する為のプログラム​※2 ER図:データベース設計で使う設計手法

EXestのエンジニアとして働く魅力とは?

川野:EXestのエンジニアだからこそできる経験は何かありますか?

田中:現在、プロダクトの開発は、僕を含めた2名の社員と外部エンジニアの方で進めています。開発チームメンバーが少ない為、裁量が大きな環境でゴリゴリと機能開発を経験できるのは、EXestならではですね。また、「機能(プロダクト)を作る→売る」というサイクルが速く、またその機能がユーザーからどう評価されているのかを近くで体感しながら開発できるというのも、楽しさのひとつだと思います!

川野:最後に、今後のEXestでの目標を教えてください!

田中:いま作っているプロダクトでしっかりと利益を出し、会社を軌道に乗せるところまでやり切りたいと思っています。未経験からエンジニアになる際の転職活動は苦戦したこともあり、EXestにはとても恩を感じています。だからこそ、数字として結果を出すことによって「自分を雇ったことが、会社にとってプラスだった」と思ってもらえるように頑張りたいです!

川野:田中さん、ありがとうございました!

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